筆者はいわゆる知育玩具の効果については懐疑的ですが、このゲームはおもしろそう。
ただ、キュボロで遊んでいたから現在の藤井四段がある、というのは因果関係が逆転していると思います。
子供のころ遊んだゲームといえば、「15ゲーム」「ラッキーパズル」ぐらいしか思い出せない。
どちらも2次元の世界のゲーム。それに対してキュボロは3次元のゲーム。
藤井四段は桂馬の使い方がとても巧みな印象がある。
桂馬も将棋の駒で唯一の3次元的動きが可能な駒だ。
あ、ということは、藤井四段の思考力の形成にキュボロが大いに役立っているということか。
作ったことのあるゲームプログラムといえば「Javaで神経衰弱」くらい。
なので本格的なゲームプログラマーには尊敬しかありません。
で、
何方かに作って欲しいな、というゲームがあります。
ひとつは鉄道操車場ゲーム。1両の機関車で客車や貨車を操車して所定の場所に運ぶというゲームです。
途中橋があったりして、その橋は客車1両分の重量しか支えられなかったりして。
昔少年雑誌の付録についていたような記憶があります。子供にはマニアック過ぎてその後同種のゲームには出会ったことがありません。
もうひとつはデパートの屋上にあったパチンコ玉を使ったゲーム。
コースが造られた板をレバー操作で前後左右に傾けながらパチンコ玉を転がしてゴールさせるゲームです。
これはタブレット向けのゲームとして好適なんじゃないでしょうか。
世の中のスポーツはすべて、引力と慣性が支配する世界において、いかに巧みに身体や道具を駆使して、ある一定のルールのなかで結果をだすかを競い合うものです。
私がアクション系のゲームをほとんどやらないのは、どれだけ巧妙に物理法則をシミュレートしているように見えても、結局は引力や慣性と無縁の世界での出来事に終始しているからです。
感じられないんです。
プレステのカーゲームなど映像はすごいとおもいますが、所詮、じっと座ってレバーを操作しピクセルを動かしているに過ぎません。
技術がなんぼ進化しても引力と慣性の再現は不可能でしょう。
量子コンピューターの提唱者ドイッチュ博士はバーチャルリアリティーの研究者でもあるのですが、
「現時点でVRを実現しているのはステレオ・オーディオだけ。」
と発言されているのは興味深いです。
0 件のコメント:
コメントを投稿