Linuxを使っていると光学ドライブを使うことはほとんどない。
CDのリッピングくらいだ。今はOSのインストールもUSBメモリーから行うのが普通になっている。
でFMVノートで、あるCDのリッピングをしようとしたのですが、TrisquelにはAsunderのパッケージが用意されていない。
Rythmboxでもリッピングできるそうなのでインストールしてみた。
うんともすんともいわない。音楽CDそのものを読み込まないようだ。
データCDは読み込むのに・・・
(
「CD-ROMとは異なり、CD-DAではセクタに対するアドレス情報が存在しない」
とウィキペディアのCD-DAの項目に書かれている。
このことが関連しているのかも。
)
ハードの不調ならあきらめるしかない。
デスクトップ用のDVDドライブを捨ててしまったのを少し後悔した。
それでもしつこくEject、挿入を繰り返していると、なんとか読み込むことができた。
専用のリッピングソフトとして、Audexをインストール。
異常に読み込み速度が遅い。使っているうちに回復するだろうか?
またTrisquelが用意しているAudexはWav形式でのみ保存が可能となっている。
ただAsunderも一旦Wavで保存し他形式に変換するだけなので、手間が1つ増えるだけ。
作業の手順としては、
ノートのドライブを使って、Audexでリッピング。
VostroにFTP。
「サウンド変換」でFlacに。
EasyTagで画像を貼り付け。
読み込みに時間がかかるだけで、読み取り精度自体は問題ないようだ。
ただ、どうしても一部トラックがリッピングできないCDがあった。
盤面を見てみるとかなり傷が多い。
(
Icedaxコマンドを試してみた。普通にリッピングできた。
速度も早い。
$ icedax -device 1,0,0 -t 4+6 -B
4〜6トラックのみ指定。
-B オプションはトラックごとのファイルを作成するのに必須。
なおデバイス番号は
-scanbus
オプションで調べます。
ただし曲情報などは取得できない。
Icedaxで曲情報を取得するには。
https://senjounosantafe.blogspot.com/2018/10/blog-post_23.html
あんまりあっさりリッピングできたのでちょっと不安になり
CDParanoiaでも試してみた。何度かエラー終了してしまったが、なんとかリッピングできた。
$ cdparanoia -B "4-6"
プリエンファシスについて
https://senjounosantafe.blogspot.com/2018/10/blog-post_31.html
余談ですが傷ついたCDを読み取れるようにする方法を紹介します。
CDの表面はポリカーボネートで保護されている。非常に強度がありちょっと研磨剤で手磨きしたぐらいでは表面を整えることはできない。
(
じゃあなぜ傷つくの? と思っちゃいますが。
)
プラモデル用のクリアー塗料をCDの信号面に塗布します。小型のスプレー缶が便利でしょう。
完全に乾燥させてから、目の細かい研磨剤でピカピカになるまで磨きます。
読み取りが可能になります。
効果は一時的ですが、その間にリッピングをすませておけばよい。
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