2020年7月5日日曜日

ウーファー続き

FW167とともに密閉箱に入れていた新しいウーファーユニット。
バスレフにしてみた。

もともと小さなポートがあいていたのだが、密閉化するときに新聞紙を丸めてふさいでいたのだ。
プライヤーで引っ張ってみるとあっさりとれた。

一応FDを計算してみた。

FD計算など何十年もやっていない。

http://kanon5d.web.fc2.com/audio/kouza13.html

にのっていた計算式。

なんとなく見覚えがあるような。

Haskellでかんたんなスクリプトを書いてみる。

fd s v l r = sqrt((30000*s) / (v * (l + 1.5*r)))
main = do
    let f = fd s v l r
    print v
    print s
    print r
    print f
        where 
                s = 30*3
                v = 3*3.4*5.5 - 3
                l = 30
                r = sqrt(s/pi)


まず168のSWのパラメーターをセットする。

これを実行してみると、

53.099999999999994
90.0
5.352372348458314
36.56618815781673

と、なり

FDは36Hz。

確か20年程前の作なので、ダクト(スリットダクト)の寸法などあやふやなところもある。
FD値もまあこんなものか、といった感じ。

正確かは不明だが大きく外れてはいないだろう。

新しいSWのパラメーターにセットし直す。

fd s v l r = sqrt((30000*s) / (v * (l + 1.5*r)))
main = do
    let f = fd s v l r
    print v
    print s
    print r
    print f
        where 
                s = ((1.5/2)^2 * pi) * 5
                v = 1.5*1.9*8.7 - 2
                l = 3
                r = sqrt(s/pi)

ポートは直径15mm、奥行30mm
を5つあけている。

結果は

22.794999999999995
8.835729338221293
1.6770509831248424
45.91626732850118

FDは46Hz。

数値的にはまあまあかな。

効果の程は不明。

本来ならこのようなポートからは空気砲のように空気がポンポン飛び出してくるのだが、
そんな気配は一切なし。

耳をくっつけるとボンボンいっている。(ウーファーが鳴っているのだからあたりまえだ。)

紙を近づけるとビリビリするので動作はしているようだ。

密閉を意識して吸音材を多めに詰めたのも影響しているかも。

吸音材は梱包用の硬質スポンジ。クジラのころみたいなやつ。
取り出すのも面倒なのでこのままいく。

本格的バスレフにはほど遠いが、どうせ大差ないだろう。
2台同時使用でSWとして十分な音量が確保できていれば問題ない。


こうして見比べると質感の差はいかんともしがたい。

なおポートは裏面に配置されている。

計4本のユニットを2本づつ並列にしてつないだので、インピーダンスは4Ωとなり、
従来よりパワーは入っているはず。
それでもまだ音量不足だ。というのは、
今はCDではなくもっぱらADを聴いている。(ただしFlac化されたファイル。)

ADは音量レベルがバラバラでかなり低い盤も混じっているからだ。

写真の部屋(5畳ほど)ではそれほどでもなかったが、12畳の部屋に移したら音量不足を感じるようになった。

そこでアンプを入れ替えることにした。
SWをS10Ⅱで、83をMX-1で鳴らすことにした。
S10ⅡをSWに使うのはなんとなく勿体無い気がするのだが、このほうが音量的には有利なのだ。


でグランカッサがドンドンと鳴るところでは椅子が足元から揺れる。

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